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【Python】バージョン確認の方法【→プログラミング初心者向け】

2月 18, 2020

プログラム女子
レンタルサーバを借りてるんだけど、Pythonのバージョンってどうやって確認するのかな…
じゃあ、LinuxサーバーでのPythonのバージョン確認方法を紹介するね。
Tommy

この記事で分かること

  • LinuxサーバにインストールされているPythonのバージョン確認方法が分かる
  • LinuxサーバにインストールされているPythonコマンドのオプションの使い方が分かる
  • LinuxサーバのOSのバージョンを確認する方法が分かる

Pythonのバージョン確認方法の概要

PythonのバージョンをLinuxターミナルで確認するには、ptyhon -Vで確認できます。この記事では、Pythonのバージョンの確認と、そのバージョン確認コマンドのヘルプについて説明します。

また、PythonのバージョンとPythonが動作しているLinuxサーバのOSバージョンには関係があるので、そのOSバージョンを確認する方法も合わせて説明します。

下記のように私の環境は、Pythonのバージョン「2.7.15」であることが分かります。

$ python -V
Python 2.7.15

「ptyhon -V」コマンドで、Pythonのバージョンを確認することができる。

レンタルサーバなどのLinuxサーバを使っている場合は、下の記事でプログラミングする環境の作り方を説明しています。もし、まだプログラムする環境ができていない方は、先にこちらの記事を読み、プログラミングできる環境をつくることをおすすめします。

Pythonのバージョン確認のコマンドヘルプの使い方

また、Pythonコマンドのヘルプを見る方法は、「python -h」とタイプします。

$ python -h
usage: python [option] ... [-c cmd | -m mod | file | -] [arg] ...
Options and arguments (and corresponding environment variables):
-b : issue warnings about comparing bytearray with unicode
(-bb: issue errors)
-B : don't write .py[co] files on import; also PYTHONDONTWRITEBYTECODE=x
-c cmd : program passed in as string (terminates option list)
-d : debug output from parser; also PYTHONDEBUG=x
-E : ignore PYTHON* environment variables (such as PYTHONPATH)
-h : print this help message and exit (also --help)
-i : inspect interactively after running script; forces a prompt even
if stdin does not appear to be a terminal; also PYTHONINSPECT=x
-m mod : run library module as a script (terminates option list)
-O : optimize generated bytecode slightly; also PYTHONOPTIMIZE=x
-OO : remove doc-strings in addition to the -O optimizations
-R : use a pseudo-random salt to make hash() values of various types be
unpredictable between separate invocations of the interpreter, as
a defense against denial-of-service attacks
-Q arg : division options: -Qold (default), -Qwarn, -Qwarnall, -Qnew
-s : don't add user site directory to sys.path; also PYTHONNOUSERSITE
-S : don't imply 'import site' on initialization
-t : issue warnings about inconsistent tab usage (-tt: issue errors)
-u : unbuffered binary stdout and stderr; also PYTHONUNBUFFERED=x
see man page for details on internal buffering relating to '-u'
-v : verbose (trace import statements); also PYTHONVERBOSE=x
can be supplied multiple times to increase verbosity
-V : print the Python version number and exit (also --version)
-W arg : warning control; arg is action:message:category:module:lineno
also PYTHONWARNINGS=arg
-x : skip first line of source, allowing use of non-Unix forms of #!cmd
-3 : warn about Python 3.x incompatibilities that 2to3 cannot trivially fix
file : program read from script file
- : program read from stdin (default; interactive mode if a tty)
arg ...: arguments passed to program in sys.argv[1:]

「python -h」コマンドで、Pythonコマンドのヘルプを確認することができる。

Pythonが動作するサーバのOSバージョン確認方法

ここでは、Pythonが動作しているLinuxサーバーのOSバージョンを確認する方法を説明します。LinuxサーバーのOSバージョンを確認するには、「/etc/」のディレクトリにある「redhat-release」というファイルの中身を参照することで確認することができます。

下の結果のように、私のPythonが動作しているサーバーのバージョンは、CentOSの5.5でした。

$ cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.5 (Final)

「cat /etc/redhat-release」で、Linuxサーバのディストリビューションとバージョンを確認することができる。

「cat」というコマンドについては、下記の記事に基本的なコマンドを纏めていますので、是非読んでみてください。

Pythonが動作するサーバのアーキテクチャ確認方法

ここでは、Pythonが動作するLinuxサーバのアーキテクチャを確認する方法を説明します。サーバの「アーキテクチャ」とは、32bitのOSなのか64bitのOSなのかを表します。Linuxサーバのアーキテクチャを確認するには、「arch」コマンドでOSのアーキテクチャを確認することができます。

下記のように私の環境は64bit環境でした。もし、32bitの場合は「i686」と表示されるようです。

$ arch
x86_64

「arch」コマンドで、サーバのアーキテクチャを確認することができる。