プログラマー向けメモ帳「Boostnote」の使い方【→控え目に言っても最高！】

プログラマー向けメモ帳「Boostnote」の概要

この記事では、プログラマー向けメモ帳「Boostnote」の使い方を説明します。「Boostnote」はプログラマのためのメモ帳です。これは、ただのメモ帳ではなく、プログラマに適したさまざまな機能があるので、この機能を説明します。

プログラマー向けメモ帳「Boostnote」のインストール方法

ここでは、「Boostnote」のインストール方法を説明します。「Boostnote」の最新のセットアップファイルはGithubに公開されていますので、Githubからセットアップファイルを取得し、お手持ちのPCにインストールすることになります。具体的な「Boostnote」のインストール手順は下記の順番で説明します。

1. ダウンロードサイトへアクセス
2. セットアップファイルのダウンロード
3. セットアップの実行

1.ダウンロードサイトへアクセス

GitHubのBoostnoteの最新リリースにアクセスし、WindowsPC向けのセットアップファイルを選択します。

2.セットアップファイルのダウンロード

セットアップファイルをダウンロードします。

3.セットアップの実行

ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックして実行します。

プログラマー向けメモ帳「Boostnote」の機能と使い方

「Boostnote」には、通常のメモ帳にはない優れた機能があります。機能の中にはプログラマに必須のソースコードやフローチャートを記述できる機能もあります。具体的に「Boostnote」には次のような優れた特徴の機能が搭載されています。

1. メモをフォルダ管理
2. markdown形式をサポート
3. ソースコードを記述可能
4. フローチャート・シーケンス図を描画可能
5. Latexを使用可能
6. マルチプラットフォームに対応

これらの機能を１つずつ下で説明します。

1.メモをフォルダ管理

トピック毎にメモを分けて保存することができます。書いたメモはPDFやテキスト、HTML形式のファイルでエクスポートが可能です。

また、DropBoxなどのクラウドストレージのクライアントツールを使って、Boostnoteのアプリケーションからクラウドストレージ側のファイルを参照できる場合は、複数のユーザーやPCから同じメモファイルを参照することで、複数のユーザー、PC間でファイルを共有することができます。

2.markdown形式をサポート

Markdown形式の書き方が使用可能です。Markdownについての詳細は下記を参照ください。

MarkdownのWiki

下記でもMarkdownの書き方を説明してくれています。

GitHubのチートシート

3.ソースコードを記述可能

例えば、ソースコードメモする時、 ３つの「`」でソースコードを囲うと、ソースコードであることが分かる見た目になります。C言語の場合は下記のように、 ３つの連続した「`」の後に「C」と書きます。

```C
printf("Hello world");
```

上のように書くと、下のように表示されます。

printf("Hello world");

Pythonの場合は、３つの「`」の後に「python」と書きます。

4.フローチャート・シーケンス図を描画可能

フローチャート

下記のような記述でフローチャートを描くことができます。

上記で描けるフローチャートは下図のようになります。

シーケンス図

下記のような記述でシーケンス図を描くことができます。

上記で描けるシーケンス図は下図のようになります。

5.LaTeXを使用可能

「LaTeX」は「ラテック」又は「ラテフ」と呼ぶ、文書作成システムのことで、複雑な数式を含むレポートや、学術論文、目次・索引が必要な書籍などの文書を作成するために世界中で利用されているものです。「LaTeX」を使用することによって、数学の演算の記号を扱うことができます。「LaTeX」についての詳細は下記を参照ください。
LaTeXのWiki

6.マルチプラットフォームに対応

Boostnoteは「Electron」というHithubが開発したフレームワークで作られています。「Electron」とは、特定のOSに依存した技術ではなく、HTML、CSS、JavaScriptと言ったWebの技術で作られている為、Windows、Mac、Linuxなどのマルチプラットフォームで動作します。

Electronについての詳細は下記を参照ください。
Electronの公式ウェブサイト